中国広東省バッテリー工場で、カドミウム中毒が多発。工場労働者が労災を求め訴えている。
被害者の中には、労働者の2歳の娘も含まれている。
Zou Huaqiongさんは、広東省のHuizhou Xiajinバッテリー製造工場に働いていた。妊娠4ヶ月のときに、多くの労働者にカドミウム中毒と疑われる症状が発生。
21歳のFu Hongqinさんは、2004年にカドミウム中毒だと診断された。肝臓障害に加え、骨が徐々に溶けていくという症状で、2006年1月に肝臓疾患で死亡。
中国では、2001年10月27日に労災予防管理法が制定されているが、有効に機能していないと言われている。
今回のケースでは、テストの結果、2名がカドミウム中毒と認められ、177人にも血液中のカドミウム濃度が異常に高い状態だと認められた。犠牲者の多くは、強度の痛み、頭痛、頭髪の減少などにみまわれている。
マスコミで取り上げられた結果、地方政府が解決に乗り出し、2006年に責任を認めて、医療費の支払を行なうと発表した。工場は、法的責任を果たすと明言した。
しかし、被害者の女性たちは「ウソだ」と記者会見で語る。
「補償額として支払われたのは、3000元(45000円)~20,000元(30万円)程度にすぎない」
被害者の一人Zhou Huaqiongさんは、妊娠中も工場で働いていた。2歳になる娘のRou Rouちゃんの体には、お腹を除いて肌が黒くなっている。
Zhouさんには8000元(12万円)が支払われたが「これが補償といえるのか?今後、症状が悪化していったら、8000元が何の役に立つのでしょう」とかたる。
女性たちは、更なる補償を求め告訴。現在裁判が進行中である。
http://www.chinadaily.com.cn/china/2006-12/12/content_757051.htm